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オフィスにおける音対策

2023年6月12日Category : office
オフィスにおける音対策

以前、オフィスで仕事に没頭できる環境についてご紹介しました。
今回はその中でも音についてお伝えしていきます。

様々な部署、人がいるオフィスでは音の問題が大きく関わってきます。
新しくデザインし移転したオフィスでも実際に運用してみたら音の問題が後になってから出てきて対策をすることも少なくありません。
オフィスデザインをしていく中でも、おしゃれさや使い勝手とともに考えていく部分になります。

人間は作業する際、連続で集中できるのは最大で2時間と言われています。
ただ実際は2時間続けて作業することはあまりありません。
途中で電話が鳴ったり話しかけられたりと途切れることがありますので
そうなると再度集中力を取り戻すのに15分ほど必要と言われています。

その為オフィスで効率的に業務を行う際には、少しでも外部を気にしないように周りの音の対策をしていくことが大切です。
仕事のパフォーマンスを上げ、オフィスの居心地の良さを良くしていくことです。

またその他にも外部への音漏れを防ぐことも大切です。
重要な話をする会議室内の会話が丸聞こえではその企業の信用度は上がりません。

作業効率の為の個人の音対策と、会社単位での音対策を意識していきましょう。

【ポイント】
・外部の音に影響されないこと。
・内部の音を漏らさないこと。
・WEB会議時に音が反響しないこと
→声がダブって聞こえてしまったり響いてしまったりして相手が聞き取りずらくなる。

【対策する音】
〜外部の音〜
・電話のコール音
・話し声
・コピー機などの機械音

〜内部の音〜
・室内の音漏れ
・WEB会議における音の反響

【オフィスにおける防音対策方法】


01:遮音
音をできるだけ遮ることで外部の音対策、また外部への音漏れ対策をしていきます。
ただし音が聞こえないかどうかは人によって感覚が違う為、確実なものではない理解が必要です。
(例)ドアの隙間対策。遮音性の高いパーテーションの使用。個室ブースの活用 等

02:吸音
吸音効果のあるものを用いて外部への音漏れ、音の反響の対策をしていきます。
(例)カーテン・カーペットの使用。吸音材の取り付け。柔らかい素材のクロスの選択 等

03:音でカバー
音を出すことで会話内容を聞き取りずらくしたり、気にさせないようにしたりします。
静かな環境よりカフェ等の方が作業効率が上がるのもここに関係しています。
(例)サウンドマスキング、BGM

オフィスデザインは、そのオフィスの使い方や大切にしたいことなどの内容に合わせなければいけません。
内装デザイン会社はオフィス移転やデザイン、内装のプロですが、そこで働く会社の働き方のプロではありません。
オフィスの使い方をきちんと話し合い、擦り合わせながら決定していきましょう。

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