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【オフィスの間仕切り】アルミパーテーション・スチールパーテーション・造作壁(LGS壁)の違い

2023年5月25日Category : office
【オフィスの間仕切り】アルミパーテーション・スチールパーテーション・造作壁(LGS壁)の違い

オフィスの内装において、壁を作る際に大きく3つの選択肢があります。
「アルミパーテーション」、「スチールパーテーション」、「造作壁」です。

結局どれを選べばいいのか分からない方や、それぞれの違いについて知りたい方に向けて
メリットとデメリットを上げながら解説していきます。

アルミパーテーション

軽量に特化した1枚パネルの簡単な構造のアルミパーテーション。
名前の通り支柱の素材が、アルミでできていてパネルをはめ込んで壁をつくります。

メリット

・コストが安い
「スチールパーテーション」、「造作壁」と比べ1番費用が安いです。

デメリット

・遮音性が低い
パネルの厚みが基本的に3cm前後です。
素材自体が薄いので、他の選択肢に比べ遮音性に劣ります。
機密性を要する会議などを目的にする場合は、向きません。
・設置は基本直線のみ
造作壁のように、丸みを帯びた曲面壁をつくったり、カーブを描くようなデザインは不可能です。
・支柱が見える
支柱が丸見えなので、美しさに欠けると言われることが多いです。
・不燃性が低い
一般的に防火性・不燃性はスチールパーテーションに比べ低いとされています。

スチールパーテーション

アルミパーテーションが1枚パネルの簡単な構造に対し、
スチールパーテーションは支柱を中心とし、両面2枚パネルになります。

メリット

・造作壁に比べてコストが安い
・支柱が隠せる
支柱が見えない構造なので、アルミパーテーションより美しいとされています。
・不燃性が高い
・遮音性が高い
2枚パネルなので、アルミパーテーションよりも厚みがあります。
さらにパネルとパネルの間にロックウールやグラスウールなどを入れることにより、さらに遮音性を高めることも可能です。

デメリット

・アルミパーテーションに比べてコストが高い
・設置は基本直線のみ
アルミパーテーションと同様に、
丸みを帯びた曲面壁をつくったり、カーブを描くようなデザインは不可能です。
デザイン性部分では造作壁に劣ります。

造作壁

多くの方が「壁」と言われて想像するものが「造作壁」になります。
造作壁は軽量鉄骨で下地の骨組みをし、石膏ボードを貼ってから表面材で仕上げる壁のことを指します。

メリット

・遮音性が高い
・ デザインの自由度が高い
丸みを帯びた曲面壁をつくったり、カーブを描くようなデザインも可能です。
仕上げ材も、クロスを始めタイルや塗装、グラフィックシートやガラスなど幅広い選択が可能になります。

デメリット

・コストが高い
パーテーションに比べて費用が高額になります。
・工期が長い
パーテーションに比べ複数の工程が必要になるため、工期が長くなります。

まとめ

オフィスの間仕切りに使用する「アルミパーテーション」「スチールパーテーション」「造作壁」について解説しました。
それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、ぴったりの選択ができればと思います。
予算や用途に合わせて、オフィス移転や改装の際に参考にしてみてください。

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