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オフィスリノベーション・改装の効果やメリットについて

2023年10月20日Category : office
オフィスリノベーション・改装の効果やメリットについて

オフィスリノベーション導入メリットや注意点を解説

オフィスリノベーション(改装)とは、単に古いオフィスの使用を続けるのではなく、より効率的かつ創造的な空間を実現するためにオフィス環境を改革・更新する動きを指します。このようなリノベーション(改装)は、働くスタッフのモチベーションと生産性の向上、会社のブランドイメージの向上など、事業運営における多様な利点をもたらします。

また、オフィスリノベーション(改装)は、費用と期間により慎重に計画されるべき大規模なプロジェクトであり、その成功は具体的かつ斬新なアイデアと適切な戦略に大いに依存します。

働く場の多様化に伴い、オフィスの在り方が見直されています。使い勝手や居心地の良いオフィス環境にしていくため、オフィスリノベーション(改装)の効果や注意点について確認していきましょう。

オフィスのリノベーション効果とは

オフィスのリノベーションとは、既存のオフィスを効率的に活用し、雰囲気や機能性を向上させるために行う改装のことを指します。
オフィスリノベーション(改装)には、働きやすい環境の整備、コミュニケーションを活発にするレイアウト変更、企業ブランドを向上させる内装デザイン変更など、様々な方法が存在します。しかし、それぞれの方法には自社の業種や規模、現在のオフィスの状況、必要な費用や工事期間等、多くの要素を考慮する必要があります。成功のためには、メリットを最大限に引き出し、適切な業者と共にプロジェクトを進めることが必要不可欠となります。
またあらかじめ、何を目的として、リフォーム(改装)を行うのか目的を明確にしておくと、設計デザイン会社も具体的な提案が行えます。
社内で検討して、考えをまとめてみると良いでしょう。

オフィスをリノベーションがもたらすメリット

オフィスリノベーション(改装)は、ただ単に見た目を一新する行為以上の価値があります。
さまざまなメリットがあり、まず、職場環境の改善により従業員の生産性が向上します。快適なオフィス空間や効果的なレイアウトは、従業員のモチベーションや集中力を高め、業務効率を向上させる効果があります。また、オフィスリノベーションは従業員の満足度向上にも寄与します。快適な環境や魅力的なデザインは従業員の働きやすさを高め、ワークライフバランスの向上にもつながります。
さらに、ブランドイメージを向上させるというマーケティング効果や、環境配慮としての省エネによるコスト削減も見込めることから、企業経営者や事務局担当者にとって注目すべき戦略といえます。

コミュニケーション促進のためのリノベーション

オフィスリノベーション(改装)は、非効率的な働く環境を一新し、チーム全体のコミュニケーションを劇的に活性化させる効果があります。その秘密は、従来の枠を超えた斬新な発想とリノベーション(改装)の技術にあります。

従業員同士のコミュニケーション活性化は、企業の生産性などに関わる重要なポイントです。「コミュニケーションの密度が、従業員たちの働きやすさを決める」といっても過言ではないでしょう。実際、従業員たちのコミュニケーション不足を放置すると、各業務に支障をきたしたり、優秀な人材を確保できなくなったりするリスクも生じ得ます。
従業員同士の交流を深め、快適に業務が行えるオフィス環境をつくりたい人は、ぜひオフィスレイアウトの変更から検討してみてください。

環境整備のためのリノベーション

オフィスリノベーション(改装)は、環境を整備することで、経費削減や業務効率向上が見込めます。

リノベーションを通じて、オフィス空間がどのように変わり、そしてその結果どのような効果が得られるのかご説明します。

オフィスの空間や構造、レイアウトを変えることで、機能面が向上します。動線も見直せば、これまでの無駄な動きを減らし、限られた時間を有効に使えるようにもなるでしょう。
近年は、リモートワークの浸透とともに、固定席のないフリーアドレス制を取り入れる企業もよく見られるようになりました。出社した際、自分の好きな場所で仕事ができ、ほかの従業員とのコミュニケーションを活発化できるのが魅力です。
さらに、オフィスの「色」に注目してみると、心理的な面で効果を出せる可能性があります。元気が出るオレンジ色、心を落ち着かせて集中力を高める青色、楽しい気分になってアイデアを生み出しやすい黄色など、オフィス内の部屋などで部分的に使ってみるのもよいでしょう。

リノベーションの種類と費用の目安と相場

オフィスリノベーション(改装)を検討し始めたとき、最初に頭に浮かぶ疑問の一つが、どのようなリノベーションを選ぶべきか、そしてそれに伴う費用とはどの程度なのか、というものでしょう。
ここでは、オフィスリノベーションの主要な種類とそれぞれの費用、さらには一般的な市場相場について解説します。

・フルリノベーション
オフィスフルリノベーションとは、従来のオフィス空間を根本的に改装し、新たなオフィス環境を作り出すプロセスです。通常のリノベーションとは異なり、内装や設備の一部を改善するのではなく、全体的な改装を行います。壁や床、天井の取り払いや再配置、照明の更新、家具や設備の一新など、徹底的な改装を通じて全体のデザインや機能を一新することを特徴としています。
デメリットとして、レイアウトやデザインを設計し直すことで、さまざまな費用がかさんで高額になる点が挙げられます。工事期間が長くなれば、その間代わりの場所を確保しなければならず、さらに費用が掛かります。
費用は、大体1坪30万前後になります。

・ポイントリノベーション
ポイントリノベーションとは、建物や空間の一部分を重点的に改装する手法です。従来のフルリノベーションとは異なり、限られた予算や時間内での改装を実現するために、特定のポイントやエリアに焦点を当てて改善を行います。
ポイントリノベーションは、必要な箇所や効果を最大限に引き出すために、具体的な目的や課題を明確にします。例えば、古くなった外装の一部を更新する、共有スペ
ースのデザインを改善する、照明や設備を効率的なものに置き換えるなど、特定の目的に沿った改装を行います。
「可能な限り予算を抑えたい」「できるだけ短い工期で済ませたい」といった場合も、ポイントリノベーションが有効です。
しかし工期を短縮できるとはいえ、該当する箇所が頻繁に使われる場所であれば、業務に支障が出るおそれがあります。業者と綿密にスケジュールを計画することが大切です。
費用は、大体1坪15万前後になります。

オフィスのリノベーションにかかる工事期間

オフィスリノベーション(改装)の工事期間は、プロジェクトの規模や内容によって異なります。
一般的には、数週間から数ヶ月の期間が必要となることが多いです。目安としては、フルリノベーションなら1~3ヶ月程度、ポイントリノベーションなら3日〜2週間程度です。
ただし、工事期間は、施工条件や制約によっても影響を受けることがあります。例えば、ビルの管理規定や周囲の環境への配慮、他のテナントへの影響などが工事期間を制約する場合があります。また、特定の施設や設備の取り外しや設置など、作業に時間を要する要素がある場合も工事期間が延びる可能性があります。
工事の内容次第で変わってきますので、スケジュールには余裕を持って取り組んでいきましょう。
適切なプロジェクト計画、工程管理、作業の並行進行、必要な許認可手続きの適時遂行などが工事期間の短縮に寄与します。また、スケジュールの変更や調整が必要な場合にも、柔軟な対応と効率的なコミュニケーションが重要です。
以上の要素を考慮した上で、工事期間は具体的なプロジェクト計画や契約書などで合意されることが一般的です。オフィスリノベーションの工事期間については、専門家との相談やプロジェクトの特定の要件に基づいて詳細なスケジュールを策定することが重要です。

オフィスをリノベーションするときの注意点

オフィスリノベーション(改装)とは、既存のオフィススペースを全面的に改装し、経営戦略や新たな働き方、変化するビジネス環境に合わせた機能的な空間を作り上げる取り組みのことですが、賃貸オフィスをリノベーションする際には、その効果を最大限に引き出すために、必要な費用や工事期間、適切な業者の選び方、さらにはリノベーションにおける注意点をしっかりと理解しておくことが求められます。

オフィスリノベーションを行う際には、以下の注意点に留意することが重要です。

・予算管理
オフィスリノベーションの予算を事前に明確に設定し、適切に管理することが重要です。予算オーバーにならないよう、施工費用やデザイン要素、設備の選定などを適切に調整し、プロジェクトの財務面を把握しましょう。

・プロジェクト計画とスケジュール管理
オフィスリノベーションは、適切なプロジェクト計画とスケジュール管理が重要です。施工工程や作業手順を明確にし、作業の順序や期間を適切に管理することで、工事の遅延や問題の発生を最小限に抑えることができます。

・建築基準や法規制の遵守
オフィスリノベーションは、地域の建築基準や法規制に準拠する必要があり、書類を提出しなくてはならない可能性もあります。建築許可や消防設備の点検、施工時の安全対策など、関連する法律や規制を遵守することが重要です。また、規制によって施工ができず、希望のデザインや機能を叶えられないケースもあるため、関連する法律についてはできるだけ早めに工事業者に確認しておきましょう。

・原状回復義務の確認
オフィスが入居しているビルによっては、厳しい条件の原状回復義務が課されているケースも多く、そもそもリノベーションが許可されていない場合も。たとえば「パーティションの設置は可能、ただし壁を取り壊すのはNG」といったように、リノベーションの範囲が決まっていることがほとんどです。
リノベーションを検討するときは、トラブルを避けるためにも事前に賃貸契約の書類を確認し、オーナーに相談するようにしましょう。

・デザインと機能のバランス
オフィスリノベーションでは、デザインと機能のバランスを考慮することが重要です。魅力的なデザインは従業員のモチベーションやイメージを高めますが、機能性も重視しなければなりません。効率的なレイアウトや設備の配置、快適性や生産性の向上を考慮しながら、デザインと機能を統合させましょう。

・コミュニケーションと関係者の参加
オフィスリノベーションでは、関係者との適切なコミュニケーションが重要です。従業員や管理者の意見や要望を聞き入れ、プロジェクトに参加させることで、結果の満足度とプロジェクトの成功率を高めることができます。

・予期しない問題への対応
オフィスリノベーションでは、予期しない問題や課題が発生する可能性があります。予算の変更、工期の遅延、設備のトラブルなどに備えて、柔軟な対応と解決策を用意しましょう。

・工事中の業務方法の計画
現在使用しているオフィスをリノベーションする際は、工事中にも業務が行えるよう、事前に方法を考えておく必要があります。特にオフィス全体を工事するフルリノベーションの場合、工事期間中はレンタルオフィスやコワーキングスペースを借りるなどの対策も必要になるでしょう。
ポイントリノベーションの場合は施工しないスペースを利用できますが、工事中の騒音や人の往来で業務に支障が出ることを想定しておきましょう。

オフィスリノベーション(改装)の成功には、事前の計画、適切な予算管理、法規制の遵守、デザインと機能のバランス、関係者とのコミュニケーションなどが重要です。プロジェクトを円滑に進めるために、専門家の助言や経験を活用することもおすすめです。

リノベーションを依頼する業者の選び方

オフィスリノベーションを依頼する業者を選ぶ際には、以下のポイントに留意することが重要です。
・経験と専門知識
業者の経験と専門知識は、信頼性と実績を判断する上で重要な要素です。過去のプロジェクト実績や顧客の評価、業界での評判などをチェックしましょう。オフィスリノベーションに特化した経験を持つ業者を選ぶことが望ましいです。

・ライセンスや認証
業者が適切なライセンスや認証を持っているか確認しましょう。建築業者であれば、適切な建築ライセンスを有していることが必要です。また、所属している業界団体や認定資格も参考になります。

・コミュニケーションと相性
業者とのコミュニケーションがスムーズかどうかも重要な要素です。初めの相談や見積もりの段階で、業者との意思疎通や相性を確かめることが大切です。業者が要件を理解し、提案やアイデアを適切に伝えることができるかを確認しましょう。

・価格と契約条件
業者の価格設定と契約条件も比較検討する必要があります。複数の業者から見積もりを取り、価格とサービス内容を比較することで、適切な選択ができます。また、契約条件や保証内容も確認し、納得のいく契約を行いましょう。

以上のポイントを考慮しながら、複数の業者との面談や見積もりを行い、自身のニーズや要件に最も適した業者を選ぶことが重要です。信頼性・品質・価格のバランスを重視し、プロジェクトの成功に貢献してくれる業者を選ぶことで、スムーズなオフィスリノベーションを実現できます。
オフィスリノベーションを成功させるため、業者選びは単に価格だけで判断するのではなく、信頼性や設計力、さらに施工力やアフターサービスなど、多角的な視点から判断することが最も重要なポイントとなります。

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